印西インターネット教会

母親がコロナに感染して入院

今月の22日で102歳となる母親が、同居している姉からの感染で入院しました。病院は世田谷区にある自衛隊中央病院というところです。先日、初めてこの病院に行ってきました。自衛隊という名前がつくだけではなく、病院自体が自衛隊の三宿基地の中にあるので警備は厳重だと思いました。門での検問をおえて、病院の地下駐車場に車をとめたのですが、この駐車場の作りも柱がとても太くて有事の際には地下基地になるような構造でした。母の病棟は、感染病病棟でしたので、ここに行くのも家族の中のキーパーソンである人が一人だけ許可されるという規定になっていました。母の場合には、姉がキーパーソンになっていましたが、姉も感染して自宅隔離になっていましたので、病院に行って母の世話をすることはできません。最初は、私も病棟に行くことは許可されませんでした。そのままでは、母が死んでも家族が遺体を引き取りにいくこともできません。そこで、受付の所でお願いして、主治医の先生に会って容体を聞き、キーパーソンを変えていただきたいと言いました。だいぶ時間がかかりましたが、やっと許可が下りて病棟に行くことができましたが、一般の人が侵入しないように、そこは迷路のような状態でした。看護師を呼んで、やっとナースステーションに案内してもらいました。日曜日なのに、命の危険も顧みないで熱心に働く看護師や医師の方々がそこにいました。特に医師たちは全員、防衛医大出身の特別に優秀な先生方で、それに自衛隊の階級までついていましたが、偉そうなそぶりはまったくなく、本当に親切に状況を説明してくれました。この世に、このような世界があることが一つの小さな奇跡のように思えました。こうして天使のような働きをして下さっている人々に感謝して帰宅しました。

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