印西インターネット教会

自衛隊中央病院のレベルの高さに驚く

姉夫婦と同居していた母親が、姉がオミクロン型のコロナに感染したため、濃厚接触者として感染し、世田谷の自衛隊中央病院に入院しました。姉とその夫の方は症状が軽かったために、自宅隔離となりました。母は、発熱したために入院となったわけです。自衛隊の病院という事を聞いて、一体どんな病院なのだろうと思いネットで検索してみました。すると、病院の5段階評価で4以上の高い評価がでていました。入院の翌日にお見舞いに行きましたが、さすがに自衛隊だけあって、門の所にはバリケードが置いてあるし、係の人も軍服を着ていました。病院は、自衛隊の三宿基地内の建物の中にありましたが、鉄筋の柱も普通の建物より太くて、まるで要塞のような堅固なつくりでした。病院内のセキュリティーも厳しく、特にコロナ病棟は厳重に管理されていました。それでも、ナースステーションにたどりついて主治医と話す事が出来ました。ドアの所に、医師たちの名前が書かれていましたが、さすがに自衛隊組織なので、その名前の横には階級がしるされていました。主治医の先生は、実に的確に病状を説明してくれました。そこの先生方は、すべて防衛医大出身の医師だそうです。わたしも、仕事柄、医大入試のコースを教えたことがありましたが、防衛医大の英語試験の難しさには閉口したことがありました。難易度の高い大学入試問題に要求される語彙力は7千語くらいですが、防衛医大の場合には1万語を越えているだろうと思われました。このような医大を卒業した超エリートなのですが、どの先生も優しく、丁寧で、患者ファーストの医療精神に満ちていました。主治医とは、イスラエルで行われているサーファクタントを用いたコロナ治療などについて話しましたが、その専門知識に驚かされました。母は、コロナの感染病棟で二週間ほど治療を受け、現在は一般病棟に移りました。母も102歳の高齢者なので、いつ悪化するかわかりませんが、自衛隊中央病院の治療体制のレベルの高さには感服しました。余談ですが、母の入院の前には、110歳の方がコロナから回復して退院したそうです。聖書にも病気のことが書かれています。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」(ルカ福音書5章32節)イエス様は病気の癒しも行っていますが、基本的には心の病である「罪」からの治癒を専門としていたわけです。わたし自身も学生時代に悔い改めができるという恵みを受け、心の病を癒され、牧師として働き続けてくることができました。この心の癒しを、一人でも多くの人に理解していただきたいと願いつつ、今日もインターネット教会の記事のためにキーボードをたたいているわけです。今回は自衛隊中央病院を知って、110歳でもまだ希望があるのだと確信しました。

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