ユダヤ人の祈祷書(SIDDUR)には、古代のラビの言葉が残されています。ラビ、アカヴィア・ベン・マハラレルは言いました。罪を避けるには三つの事を自覚しなさい。それらは、あなたがどこから来たのかを知ること。これからどこに行くのかを知る事。そして、全能者である神の前で自己弁護と生涯の所業報告を行う事の三つである。第一に、どこから来たのかというのは、小さな取るに足りない生命の一滴から発生したにすぎない。第二に、どこに行くのかというのは、灰塵とミミズやウジ虫の世界ということである。そして、最後の全能なる神の前とは、唯一の聖なる方、王の王なる方の面前ということである。