わたしが40年間働いたルーテル教会を定年退職した年には、コロナ禍が始まっていました。多くの教会で、入場制限や遠隔礼拝などが実施されました。そんな時に、自分でもできることといえば、ネットを通してキリスト教のメッセージを届けることでした。一人でも多くの人が、聖書の福音に触れて、元気な毎日を過ごしてほしいという思いがあったからです。あれから4年くらいたち、コロナもだいぶ下火になり、各地での礼拝も通常通りに再開されてきています。インターネット教会の一つの使命は終わったと言っていいでしょう。ただ、次の課題も見えてきました。次回からは、その課題に向けて発信していけたらと思っています。そんなわけで、現在はインターネット教会も「開店休業」状態になっていることを、どうぞご理解ください。