12月26日(日)午前10時半から、菊川ルーテル教会(静岡県菊川市本所1200,連絡先:横田先生070-8426-5046)にて礼拝説教、午後からはルター神学の(万人祭司制)についての講演を行います。この記事を御覧になっている方で、菊川市から遠くない方は、是非ご参加ください。東名高速にでれば、都内からもさほど遠くないでしょうし、近くには焼津港や三保の松原もあって、風光明媚な場所です。ところで、今回のテーマはこういう事です。現代の日本では、西洋から移入された教会体制を、日本の宗教事情はまったく違っているにもかかわらず、少ない信徒数でそのままの形で維持しようとしている無理があるので、福音伝道のための教会ではなく、牧師を支えるための教会になってしまっている場合が多く見られます。これは、たとえていえば、まだ未熟な子供に、大人と同じ重荷を背負わせているのと同じです。そして、初めて教会に救いを求めてきた者は、信徒の顔に、喜びではなく教会維持のための重荷と苦痛を見ることになるのです。おかしな話です。初代教会のことを考えてみましょう。当時の社会で、食べる物にも困った人が、教会に行くと食料を分配してくれたのです。腹も満たされ、心も満たされたわけです。さらに言えば、現代の教会は、牧師におんぶにだっこの状態ですが、パウロなどの使徒は、手紙を書いて各教会に送っただけで、実際に礼拝でその手紙を読んだり、祈りを導いたのは一般の信徒です。これは日本でも同じでして、ロシア正教の宣教師ニコライが日本に来て布教した際も、各教会を訪問していたのであって、そこに定住して信徒の世話をしていたわけではありません。要するに、現代には、現代のやりかたがあり、日本には日本のやり方が存在しなくてはならないという、単純な話なのです。それにブレーキをかけているのが、旧態依然とした教会パラダイムなのです。これは打破しなければいけません。そんな話をしたいと思っています。興味のある方は、菊川ルーテル教会の責任者である横川先生にお電話して、詳細をお尋ねください。あるいは、この印西インターネット教会のお問い合わせでも結構です。