閑話休題

牛の涎のような構築

2020/06/22

せっかくこのホーム・ページを訪問して下さった方がいるのに、あのサグラダファミリアのように(勿論あれはあれで素晴らしいのですが)、まだ建設中なのでガッカリさせてしまったことでしょう。意味のない試用の言葉が並んでいて、「なんだ、こりゃあ?」と思われたでしょう。自分が訪問者でしたら、再訪なし!と心に刻むはずです。実は、ルーテル教会を退職したあと、印西で晴耕雨読の生活を送ろうと思っていました。ところが毎日晴れの日が続き、100坪借りている畑の耕作の方がメインになってしまい(春先は特に作業が多い)、また時間がある時には大学の遠隔授業や学生が提出してくる課題の整理で忙しく、ホームページの方は土台ができただけで、あとは牛の涎のような遅々とした進行になってしまいました。これはまさに、聖書にある「あの人は建て始めたが、完成することはできなかった」(ルカによる福音書14章25節以下参照)とおなじです。弟子の条件を満たせない牧師失格者の所作そのものだと思いました。ですから、みなさんの期待を裏切ってきたことを、ここにお詫びしたいと思います。次回は、なぜこのホーム・ページを立ち上げたのか、という点を皆さんに打ち明けたいと思います。

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