閑話休題

訪問者数が2万人を越えました!

今日の統計情報をみたら、印西インターネット教会の訪問者数が20008人になっていました。大勢の人が聖書の記事を読んでくださっていることに感謝します。神様が健康を祝してくださるならば、目標は10万人ですね。10万人の方が読んでくだされば、それは日本の人口の1000人に一人が読んだことになります。おそらくそれは、成人人口の500人に一人が読んだことになるのではないでしょうか。とてもうれしいことです。閲覧数は6万回を超えています。そうしたなかで、悲しみや苦しみをかかえた人が、少しでも明るい気持ちになってくださればさらに嬉しいことです。海外の神学校で勉強した後で日本の教会に帰ってくると、日本のキリスト教は、ある面でユダヤ教のように、厳しい戒律で支配されているように感じました。また、日本の一般の人が感じるキリスト教というものも、倫理道徳に厳しい宗教というものでしょう。それは、歴史的に見れば、カトリックの宣教を除けば、日本に最初に伝道したプロテスタントの宣教師たちは、ピューリタン(清教徒)のように生活することを旨としていたからではないでしょうか。宮沢賢治の「雨にもマケズ」の題材になった斎藤宗次郎というクリスチャンも、内村鑑三先生に師事した立派な人でした。宮沢賢治が感動したのも当然と言えば当然でしょう。しかし、そうであるが故に、普通の人は決してクリスチャンにはなれないのだろうという印象を与えるのではないでしょうか。仏教の歴史をみても、それを感じます。外国の宗教である仏教が日本に土着したのも、妻帯の禁を破った親鸞や、一休さんのような自由奔放なお坊さんがいたからではないでしょうか。仏教が戒律主義で貫かれていたら、きっと、今のキリスト教のように、一般の人びととはかけ離れた宗教になっていたのではないでしょうか。その点では、外国のキリスト教は日本のキリスト教と違います。人間の罪も咎も認めたうえで、神の絶対愛が注がれているという教えなのです。これはまた、宗教改革の教えの基本でもあり、「人間は行いによっては救われない」という原則のことです。そんなこともあって、これからも、神の絶対愛を伝えていくために、できるかぎり頑張りたいと思っています。皆さんもどうぞ応援してください。

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