語学

語学進歩の4法則

1.Max の法則;これはわたしがスイス人の青年Maxから習った方法です。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンス語など4か国語が公用語であり、そのほかにも英語を用いる機会が多いスイス人は、語学学習法が他の国より進んでいると思います。わたしはMaxから3ヶ月間学んで英会話が完全にできるようになりました。この勉強法は、細かいことを気にせず、大量に外国語に触れることです。そのうちに量が室に転換してくるのを発見することでしょう。同じ参考書でも、最低20回音読すれば、ほとんどの内容は頭に入ると思います。質より量なのですが、後には、寮が質に転換されるのです。この方法で、わたしは中国語もマスターしました。

2.コマネチの法則;ルーマニアの体操選手であったコマネチはオリンピックで得点10を重ねて取り金メダルを何個も獲得しました。こうした結果をだすために、彼女はどのような練習をしたのでしょう。彼女自身の言葉から推測すると、それは、「喜んで努力する」という一点にあります。勉強も同じです。勉強も一種の練習ですからね。人間の脳は、喜んで努力するときに最大限の能力を発揮できます。少しでも学習が進んだら、大きな喜びをもって自分を褒めてあげましょう。きっと、記憶力もアップすると思います。逆に、暗い気持ちや、重荷感は学習効率にマイナスに作用します。

3.川の法則;川という字は、三本の縦線で構成されています。この三つの内の最も左が、ターゲットとする外国語です。真ん中の棒が日本語です。外国語の短文と、それに呼応する日本語訳を、繰り返し聞き、音読するだけです。すると、ある時点から、右側の三番目の線を自分で構成することができるようになります。例えば、中国語で、我有空、なら、真ん中の線は「私には暇がある」となります。つぎに、この文型を応用すると、我有感冒(風邪をひいている)、我有銭(お金をもっている)などの文が作れるようになります。要するに、これはパターン練習ですね。

4星野の法則;これは自分では試したことがないのですが、海外に留学したことのない星野さんという方が数か国語に堪能でした。勉強方法を尋ねてみると、辞書を読んでいるということでした。どの外国語の辞書にも例文が載っています。これを読むことによって、言葉の使い方が、ネイティブの人のように正確な表現になっていくのです。辞書を文字の意味の検索だけに用いるのはもったいないことです。

以上の4法則を忘れずに、ネット上で、いろいろな言語に接していけば、あなたも必ず多言語を話すことができるようになるでしょう。聖書には、「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった」(ヨハネ福音書1章1節)と書かれています。言葉の世界は、神の世界と深いつながりを持っているように思えます。

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