旧統一教会勅使河原本部長の目が北朝鮮の金正恩にソックリ!
旧統一教会のテレビ会見がありました。そこに登場した勅使河原本部長という人は、平気で噓をつく人でした。元会員の二世の人たちはこれを見てさらに不信感を強めたそうです。神への信仰を商売にしてきた団体の実態が明るみに出たのは、安倍元首相の銃殺事件によるものです。ただ、この会見を見てみると、勅使河原氏の目つきが、北朝鮮の金正恩氏によく似ていることがわかります。これは昔から言われていることですが、眼は脳の働きを現しています。いや、眼自体が体の表面に突出している脳の一部だといってもいいでしょう。だから、死亡判定には眼底を調べるわけです。ですから、勅使河原氏と金正恩氏とは、顔は違うのですが、嘘をついて組織を擁護している脳の働きは同じだったので似ているわけです。政治でも、宗教でも、嘘が拡散しているのが現代です。自浄作用が弱くなっているのです。これに対して、最初は何と言っているでしょうか。それを読むとわかりますが、嘘というのは、今日の問題ではなく、原罪に侵された人類全体の問題なのです。これは、他山の石であって、わたしたち自身も反省する必要が大いにあります。イザヤ書にはこう書いてあります。「主の手が短くて救えないのではない。主の耳が鈍くて聞こえないのでもない。むしろお前たちの悪が神とお前たちとの間を隔て、お前たちの罪が神の御顔を隠させ、お前たちに耳を傾けられるのを妨げているのだ。お前たちの手は血で、指は悪によって汚れ、唇は偽りを語り、舌は悪事をつぶやく。」(イザヤ書59章1節以下)これはまた、ロシアのプーチン氏のことを言っているようでもあります。ではその解決は何なのでしょうか。神は悪人を滅ぼすのでしょうか。そうとも言えません。新約聖書では、パウロがこの点について語っています。「すべて人を裁く者よ、弁解の余地はない。あなたは、他人を裁きながら、実は自分自身を罪に定めている。あなたも人を裁いて、同じことをしているからです。」(ローマ書2章1節以下)ですから、パウロは、これが人類共通の罪であることを知っていたわけです。そして神の憐れみを無視して悔い改めないならば、必ず滅びてしまうといっています。もう一度イザヤ書に戻って、59章の後半部を読んでみましょう。「これは、わたしが彼らと結ぶ契約であると主は言われる。あなたの上にあるわたしの霊、あなたの口においたわたしの言葉は、あなたの口からも、あなたの子孫の口からも、今も、そしてとこしえに離れることはない、と主は言われる。」(イザヤ書59章21節)59章全体を読むと理解できることですが、人類の悪については神ご自身が滅ぼすのであるから、個人個人は己を反省しながら、神の霊が与えられるという契約を信じて粛々と歩みなさいということです。人類の過去に登場した、最大悪(日本の帝国主義も同じ)も神の裁きによって滅びてきました。悪は一時的に大手を振るうことがあっても、必ず自滅します。神を信じる者の態度は、犯行や告訴ではなく、忍耐して祈り、神の時を待つことです。初代教会が受けた数百年に及ぶ迫害の中でもキリスト教が消滅しなかったのは、こうした神働きへの信仰があったからです。現代におけるわたしたちも希望に生きていきたいと思います。ドイツのメルケル首相は退陣しましたが、牧師の娘として成長した彼女の心に、東西ドイツを分断する壁が崩壊する日が必ず来ると信じる信仰を神は与えていたと思います。統一教会は氷山の一角であり、日本や海外の金銭的利益を目的とするカルト宗教の実態が暴露される日が必ず来るでしょう。ロシアや北朝鮮も内部から変革される日が必ず来るでしょう。歴史はそれを証明しています。