閑話休題

「物価高、食べる量へり健康に」(サラリーマン川柳)

ことしのサラリーマン川柳が発表されました。どれを読んでも、ユーモアに溢れています。人間という存在は、原罪にまみれていますので、自分の判断が絶対だと信じがちですが、現実はそうはなりません。そのギャップがストレスを生むわけですが、川柳では、そのマイナス要因を「笑い」というプラス要因に変えています。歴史上で、さまざまな試練や迫害に苦しめられてきたユダヤ人は、にユーモアを特別に大切にします。なぜならば、ユーモアは凝り固まった頭を柔軟にし、試練を越える力を与えてくれるからです。物価高が、家計を圧迫していますが、これを減量のチャンスと考えた人の、視点の変換は愉快なものです。聖書にも、試練を越える知恵が隠されています。「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練にあわせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(第一コリント10章13節)「物価高、食べる量へり健康に」、これも神様が備えて下さっている逃れる道なのかもしれません(笑)。

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