旧約聖書の創世記を読むと、そこに、夢見る人(ドリーマー)だったヨセフの事が書いてあります。とても興味深いですので、まだ知らない人は創世記37章以下を読んでみてください、そこには親の溺愛、兄弟間の憎しみ、見捨てられた者の孤独、奴隷生活、人妻からの誘惑、エジプトの政治中枢への進出、そして最後には親兄弟との和解という一つの叙事詩が語られていて、決して飽きることはありません。さて、フィールド・オブ・ドリームスは、見渡す限りのトウモロコシ畑が広がるアメリカ中部のアイオワ州を舞台にした話です。わたしもアイオワ州の隣のミネソタ州に6年ほど住んでいましたし、同級生の多くがアイオワ州の出身でしたから、とても親近感のわく映画でした。これは、けんか別れした父(故人)と子が、畑の真ん中に個人で造った野球場で再開するストーリーですが、主役のケビン・コスナーが素晴らしい演技をしています。色々な賞にもノミネートされた理由がわかります。そこに流れるテーマは、あのヨセフと同じような、ドリーマーなのです。人々がバカにしたり、決して信じないにも関わらず、信じ続ける姿にはある種の感動を覚えます。新約聖書にも「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」(口語訳;へブル人への手紙11章1節)と書かれています。そういうわたし自身もチョッピリはドリーマーなのです。この印西インターネット教会をたちあげたのも、ドリームがあるからです。いつかそれが叶ったら、皆さんにお話ししましょう。その夢の内容を聞いたら驚く方もいると思います。