閑話休題

ボウズにならない海釣りのコツ

最近は忙しくて行く機会があまりないですが、海釣りは趣味の一つです。でも、釣り船などを使ったり磯に上がったりする本格的なものではなく、防波堤釣りです。海では早朝とか夕方が釣り時であり、その時間が上げ潮にあたると良いわけです。ただ、防波堤の周囲を見回してみると、釣れなくなった時にぼんやりタバコをふかしたり、寝転んでいる人をみかけます。釣果をみればボウズです。ところが、わたしには完全なボウズということがあまりありません。海釣りの秘訣を知っているからです。それは簡単なことです。バケツに撒き餌を海水にとかし、ひしゃくで海にまき続けていくのです。釣れない時も、この作業があり、また餌を新しいものにかえたり、針や仕掛けをかえたりしますので、結構忙しいわけです。ビジュアル的に考えると、定期的にまかれる餌は、潮の流れに乗って、防波堤の彼方にある大海まで、丁度、夜空の天の川のように帯をなして流れていっているはずです。すると、沖合にいる大物が、「こりゃ、ご馳走があるぞ!」と、この流れを遡って防波堤の方まで来てくれるのです。こんな話をするのは何故だと思いますか。使徒パウロは、「時が良くても悪くても、福音を伝えなさい」、と言っています。単純なことですが、正しい方法を繰り返していくと、必ず結果が出ていくものです。いくら撒き餌をしても、潮目が悪かったり仕掛けが悪ければ、空しい努力に終わります。わたしの他の趣味である語学も同じです。無理せず、楽しみながら、また期待しながら、正しい学習法(MAXの法則など)を継続していくと上達するものです。どうぞ、みなさんもチャレンジしてみてください。人生がボウズで終わらないために。

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