印西インターネット教会の訪問者数が3万件を超えました。
このホームページの訪問者数と閲覧回数は毎日チェックしています。今回、訪問者数が3万件を超えました。とてもうれしいことです。前にも書きましたが、わたしも40年間牧会して、年間約50回の礼拝をしてきましたが、その礼拝出席者の延べ人数は、平均出席数が30名として、6万人です。しかし、これは同じメンバーに福音を語っているだけで、あまり、発展性はありません。日本のキリスト教は、神学的レベルは高いのですが、その高度な神学を伝える対象が非常に限られています。それは、福音が教会という壁の中に限られているからだと思います。それだけでなく、海外に比べて極めて弱小な日本の教会は、福音を伝えることよりも、教会という組織や建物を維持するのがせいいっぱいになっています。これでは、福音伝道はむずかしいと思います。その点では、インターネット教会の伝道は、時間のロス、経済のロス、集団の中の対人関係のストレスがないという利点をもっています。新約聖書の時代には、そうした働きは書簡がはたしていました。パウロやその他の使徒たちが地元には不在でも、書簡を読み上げることで、福音を共有できたわけです。日本に伝道し、たった一人で3万人の教会組織をつくったロシア正教の宣教師ニコライの方法も似ています。ただし、インターネット教会には、致命的な弱点があります。それは、文書やメールでは、キリスト教にとって大切な聖礼典が執行できないことです。過去の事例では、パウロも旅をして地方教会を訪問し、聖礼典を執行していましたし、ニコライも主に東北地方に旅をして聖礼典を執行していました。わたしの住んでいる印西市にも、ニコライが開設したロシア正教の教会が残っており、今でもそこで礼拝が行われています。今までのところ、わたしは、毎月の第一日曜日に静岡県の菊川ルーテル教会に出向いて聖礼典を執行していますが、ほかの地方へは、まだ要請がないので行ったことがありません。時間が許すかぎり、北海道でも九州でも旅して聖礼典を執行できますので、希望のある方は、遠慮せずにご連絡ください。パウロやニコライの場合も同じですが、牧師が不在の場合には、毎月、聖礼典を執行する必要はありません。年に一回でもよいわけです。それはそれとして、これまで記事を読んでくださった方々に感謝すると同時に、身近にキリスト教に興味を持っていらっしゃる方がいましたら、ぜひこのサイトをご紹介ください。そうした、福音の輪が広がることを神様はきっと喜んでくださると思います。今後、神様の助けがあれば、訪問者数を10万人に伸ばし、日本の人口の千分の一にアウトリーチするのが心からの願いです。あと、インターネット教会の活動のために献金してくださる方もおられますので、この場を借りて感謝を述べさせていただきます。ありがとうございます。お支えと祈りがあることが、大きな励みとなっています。たぶん、そうした思いを引き起こしてくださるのも神様の働きでしょう。