マックス方法論
2020/06/18
語学の嫌いな人もいると思います。わたし自身も大学に行くまでは、理数系の成績は良かったのですが英語が一番ニガ手でした。大学に入っても西洋史学科でしたので、英語で書かれた原書講読の授業が必修で、頭痛の種でした。そんな自分でしたが、旅行が好きでしたので、大阪の長井というところにあった陸上競技場内のユースホステルに宿泊したさいに、スイスから来たマックスという青年と知り合いになりました。言葉は通じなくてもお互いに旅行好きですから意気投合できたのだと思います。それから、なんと3か月の間、彼を案内して日本全国を旅行したりすることになりました。彼のビザが切れて帰国する際には、あれほど苦手だった英語も簡単に話せるようになっていました。あとで、理解できたのは、スイスという国は当時、公用語が4つもあって、語学堪能な人々の国だったのです。その彼から語学習得の方法を学んだわたしは、米国に留学することができました。あちらの神学校では英語を使ってギリシア語やヘブライ語を学びましたが、マックスのおかげで単位はとれました。日本に帰ってきてルーテル教会の牧師をしながら、大学でも英語を教えましたが、中国人の先生がいましたので、マックスに教えてもらった語学習得方法を利用して中国語も覚えました。流ちょうとは言えませんが、中国や台湾にいっても会話には困りません。現在はコロナで家にいることが多いのでイタリア語を始めました。将来は、イタリアにある遺跡を見て、ローマ文化を肌で感じてみたいものです。イタリア語が出来たら、やはり、次はラテン語にチャレンジですかね。ちなみに、以前の事ですが、フィンランドから来た宣教師がいましたので、フィンランド語を勉強したことがあります。できれば、これから、皆さんにもマックスの勉強法を伝えていきたいなと思っています。ふと思ったことなのですが、言語とは、人間同士が意思疎通するための大切なアプリなのです。このアプリが悪い方向に用いられることを危惧した創造主はバベルの塔の建設を中断させたのです(創世記11章1節以下参照)本当にそうです。言語によって、良いメッセージも悪いメッセージも伝わるものです。ですから、印西インターネット教会では、皆が幸福に生きていくのに必要なメッセージを送ってきたいと願っています。それに、外国語会話ができると便利ですしね。